「HELLO WORLD」はいいぞ

先日、映画「HELLO WORLD」を見てきました。

松坂桃李浜辺美波が声優をしているあれです。この物語はラスト1秒でひっくり返るーというキャッチコピーに興味をひかれたのと、やはり我が愛しの浜辺美波が出演しているということで、休みを利用して新宿ピカデリーまで足を運んだ次第です。

 

結論から言いましょう。HELLO WORLD…

めちゃくちゃ面白かった!!!

 

僕が今年見た映画の中で一番面白かったです。

ということで今回はネタバレなしで皆さんに「HELLO WORLD」を紹介したいと思います。

まずはあらすじから。

ーー京都に暮らす内気な男子高校生・直実(北村匠海)の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミ(松坂桃李)が突然現れる。
ナオミによれば、同級生の一行瑠璃(浜辺美波)は直実と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまうと言う。
「頼む、力を貸してくれ。」彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。
しかしその中で直実は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された大いなる秘密を知ることになるーー

 

まぁ簡単にいうと時間ものってやつですね。僕はこういう系統の作品が大好きです。特に好きな作品が細田守の「時をかける少女」なんですが、「HELLO WORLD」の監督はときかけとサマーウォーズの助監督をされていた方だそうです。そのことを知って僕は「ああ、なるほどね」と思いました。ぽいんだ。なんとなくその二作品ぽさがあるんですよ今作には。なので、時かけサマーウォーズが好きな方は間違いなく「HELLO WORLD」も好きだと思います。

 

僕は今回一人で映画館に行ったんですけど、結果として一人で行ったのは正解でした。なぜかというと僕が泣いてる姿を知り合いに見られなくて済んだからです。そうです。僕は「HELLO WORLD」をみて泣きました。松坂桃李が、大人ナオミがいけないんだ。もうだめ、あいつのキャラが好きすぎる。主人公の少年ナオミはやっぱり主人公だからすごい真っすぐでいいやつなんですよ。でもね~大人ナオミはけっこうこじらせてるというか、メンヘラというか。だって10年前に死んでしまった彼女を忘れられずにわざわざ未来からやってくるんですよ?冷静に考えてやばくないですか?もう少し諸行無常を受け入れろや。予告編を見てもらえればわかるんですけど、そんなこじらせメンヘラの大人なおみが涙を流しながら「僕は…きみが好きだったんだ」って言うシーンがあるんですよ。もうそこでナオミよりも涙を流していたのが僕ですよ。もう今思い出しただけでも泣きそう。ほんと大人ナオミは一行さんが死んじゃってからいろいろあったから…ほっとけないというか、かわいいやつなんですよほんと。みんなも映画を見ればわかります。

 

この物語はラスト1秒でひっくり返るー とか言ってますけど、ひっくり返るのラスト1秒だけでなく物語中割と何回もひっくり返るんですよ。二転三転どころじゃない。物語が四回転アクセル決めてる。怒涛の展開が続くのでいい意味で休む暇がない。

 

まぁ最後はなんといってもヒロインが、一行さんがかわいい。キャラデザはラブライブのうみちゃんぽくてかわいいし、性格もこれがまたツンデレでね!!!もう主人公にビンタしたかと思えば、不思議の国のアリスのコスプレして主人公の告白を受け入れたりともう最高!!それに加え声が浜辺美波!!めっちゃすっきゃねん!浜辺美波のファンは絶対見に行くべき!

 

ということで!「HELLO WORLD」は青春、SF、バトルが盛りだくさんの映画です!ぜひ劇場まで足を運んでみてください!