親不孝者

どうもヤンキーです。

 

知らない方も多いと思いますが僕ヤンキーなんです。

 

喧嘩もしたことないし、酒やギャンブルもやらないし、キティーちゃんの健康サンダルを履いたりもしないけどヤンキーなんです。

 

ヤンキーじゃないじゃん。と思ったそこのあなた。一度よく考えてほしい。ヤンキーの定義とはなんなのかを。

 

まぁこの定義は人それぞれだとは思いますが、僕の考えるヤンキーの定義とは「反抗とわがまま」

 

常に大人に反抗し自分のわがままを通すためならどんな手段もいとわない。それがヤンキーではないでしょうか。

 

そういう意味ではやはり僕はヤンキーなのです。

 

あれは確か僕が5歳の頃。

その日は親戚が我が家に集まっていたが、幼かった僕は親戚との歓談よりアニメが見たかった。

しかしテレビをつけてくれと母親に頼んでも、せっかく親戚が集まってくれてるのに自分一人だけテレビを見るなんてだめだと言ってくる。

 

僕は悲しみに暮れ、そして怒った。

僕からすれば勝手に親戚が集まってきたんだ。僕が親戚にぜひ我が家にお越しくださいと頼んだわけではない。

 

大人の都合で勝手に集まっておいて、子供のテレビを見る自由を奪うとは何事か。

必ずやあの邪智暴虐の母を除かねばならぬと決意した。

 

「母よ。最後に1度だけ問おう。テレビを見てもいいか?」

 

「ダメよしんちゃん!ここでご飯食べなさい!」

 

そうか。それが母さんの、いや、あんたの"答え"か。

 

じゃあ仕方ねぇな…

 

俺は覚悟を決めた。やるしかないと。

 

俺は、俺を産んだ女の背後に立った。

 

胸に秘めているのはテレビを見せてくれないことに対する憎悪。そしてこれから行うことへの罪悪感。

 

今から俺はこいつらを全てあんたにぶつける。

 

決意の炎を瞳に宿らせて俺は____

 

 

 

俺は____

 

 

 

 

パンツを脱いだ____

 

 

 

露出した局部の先端を母親に向ける!

まだこの女は気付いていない!

 

今だ!!!!

 

生暖かい液体が俺の中から綺麗な放物線を描いて飛び出していく

 

怒りや苦しみ、悲しみやアンモニアを込めた液体が母親の背に降り注ぐ

 

 

あぁ、母さん…

 

 

 

母さんの背中ってでけぇな…

 

 

 

ありがとう母さん。俺を産んでくれて

 

 

 

愛してるぜ…

 

 

 

 

 

 

しこたま怒られた。

親戚一同から怒られた。

 

そして俺のヤンキー伝説はここから始まったんだ。

 

5歳にして親への強い反抗。そして尿をかけるという傍若無人っぷり。やっぱり俺ってヤンキーでしょ。

 

 

世界広しといえども怒って小便かけるやつなんて俺かセミしかいないからね?

 

そう俺はもうセミ!ヤンキーじゃないセミ

あーミンミンミンミン明朝体!!!

なんつって!!!!