俺とうんこと松平健

なんかで聞いたことがあるんですけど、

トイレを我慢できるっていうのは動物として結構高次元的な機能らしいです。

 

まぁ人以外の動物はそんなにトイレを我慢する必要もないと思うので、人間の社会性の発達に伴って「排泄をコントロールする」っていう機能も発達していったと思うんです。

 

まぁなにが言いたいかというと、トイレを我慢できるっていうのは決して当たり前なんかじゃなくて、すごいことなんだぞと。

 

漏らしたって恥ずかしいことじゃない。むしろ生き物である以上、出ちゃうもんが出ちゃうのは仕方ないこと、当たり前のことなんです。

 

さぁ!みなさんも存分に漏らしましょう!

排泄物、みんなで漏らせば怖くない!

 

リピートアフタミー!

 

排泄物、みんなで漏らせば怖くない!

 

 

な〜んてことをさっきうんこを漏らした僕は考えていました。

 

いや〜さすがの自己肯定感の権化と言われた俺でも今回ばかりは

 

「あ、俺おわったな」

 

と思いましたよ。

 

23にもなってまさかうんこを漏らすとは

 

絶望で目の前が真っ暗になりました。

 

いや、でも、違うんですよ?

別に盛大にぶちまけたわけじゃなくてですね?

なんかオナラをしようと思ったら空気じゃなくて実が出てきたんですよ?

 

ちょっと、ほんのちょっとだけ出てきたんですよ?

 

あれ〜なんか出てきちゃったな〜って。

なんか招かれざる客来ちゃったな〜って。

漏らしちゃったか〜漏れ出て来ちゃったのか〜

 

う〜ん、でもこれ四捨五入したらギリギリ漏らしてないことにならないかな〜

 

必死で自分のなかで漏らしてないことにしようとしたんですけど、客観的に考えるとやっぱ正真正銘紛れもなく四捨五入しても漏らしてるんですよね。

 

ただまぁ最初に書いたように、漏らすことってそんなに悪いことじゃなくね?

 

さすがに職場や学校で漏らしたら迷惑かもしれないですけど、僕の場合自分の部屋ですからね?

誰にも迷惑かけてないんですよ。

 

だいたい世の中が漏らすことに対して厳しすぎるんですよ。

仮に学校や職場で漏らそうものなら周りから

「うんこ野郎」

「敗北者」

「肛門管理不行届」

なんてあだ名を付けられかねない。

 

あんたらだって赤ちゃんの頃はブリブリ漏らしてギャーギャー泣いてたくせに、少しトイレを我慢できるようになった途端にこの態度ですよ。

 

もうね、漏らしてる人を見たら

あぁ、あの人は大きい赤ちゃんなんだなって思ってほしい。

せめてあだ名はビックベイビーにしてほしい。

 

 

そもそもうんこを漏らしたのって俺の責任なんですかね?俺が悪いんですか?

だって俺漏らそうと思って漏らしたわけじゃないし、まさかうんこが出るとは夢にも思ってなかったんですよ。

 

不慮の事故なんです。

じゃあその事故の原因はどこにあるのかと聞かれれば、やっぱり「肛門」にあると思うんですよね。

 

完全に肛門のセキュリティシステムに問題がある。

だいたい肛門とかいう偉そうな名前しといてうんことオナラの区別もつかないとかどうなんですかね?

 

いや僕はね、手足は自由に動かせますけど、肛門に関しては俺の意思で動かしてはないんですよ。

肛門が肛門の意思で開いたり閉じたりしてるんです。完全に独立遊軍。俺が親会社で肛門が子会社。

㈱肛門セキュリティホールディングスなんですよ。

 

ちょっと肛門肛門言うのはしたないんで、これからは肛門のことを松平健って呼びますね。

 


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僕は生命維持の業務ほとんどを担ってるんですけど、排泄行為は主に膀胱と松平健に委託してるんですよ。

 

そこでの不祥事は完全に松平健の責任でしょう。

漏らしたとしても責められるのはフジノシンではなく松平健なんですよ。

 

今すぐにでも松平健には謝罪会見を開いて、俺と俺のパンツ、そして関係者のみなさまに謝ってほしい。

 

だいたいほんとうに今回の件はうんことオナラを間違えたことによる事故だったのでしょうか?

松平が故意に今回の事故を引き起こした可能性だって十分に考えられますよ。

 

反社会うんこから松平がなんらかの形で報酬を貰っていたとしたらどうでしょう?

 

うんことは俺が生きるために犠牲になった命の残骸です。俺に恨みを持っていたってなにも不思議じゃない。

 

オナラと偽り外に出て、俺を人間社会から抹殺する。

それが反社会うんこの描いたシナリオではないでしょうか?

 

そのためには松平健のセキュリティを突破することが必要不可欠。

おそらく反社会うんこは強行突破を幾度も試みたでしょうが、全て松平健の鉄壁の防御に弾かれたに違いありません。

 

そこで反社会うんこは考えました。松平健を無理矢理突破するのではなく味方にしようと。

 

僕は子会社である松平健を冷遇していました。責任の大きい仕事を任せておきながら、23年間全く報酬を与えず、時にはヤスリのようなトイレットペーパーで傷つけることもありました。

 

僕はとんだパワハラ野郎です。

 

そんな扱いを受けていた松平健を懐柔するのは簡単だったでしょう。

 

そうして松平健は反社会うんこの手に落ちたのです。

 

運命の2020/2/2

前代未聞、世界を震え上がらせた最悪の計画が実行に移されました。

 

反社会うんこと松平健の目的は、フジノシンを公衆の面前で脱糞させ社会的に抹殺することでしたが、たまたまフジノシンが自宅にいたことや、そもそもフジノシンの社会性が著しく低いという偶然が重なり計画は失敗。

 

こうして令和最大の事件は幕を閉じたのでした。

 

今回の事件、加害者である反社会うんこや松平健にも同情の余地はあります。完全に彼らが悪いとは僕には思えない。

 

なぜこのような悲しい出来事が起こってしまったのか。問題の根本を解決するためにこれから全力で頑張っていきます。

 

今回のことは水に流すつもりです。

 

トイレだけにね!!!!!

 

 

親不孝者

どうもヤンキーです。

 

知らない方も多いと思いますが僕ヤンキーなんです。

 

喧嘩もしたことないし、酒やギャンブルもやらないし、キティーちゃんの健康サンダルを履いたりもしないけどヤンキーなんです。

 

ヤンキーじゃないじゃん。と思ったそこのあなた。一度よく考えてほしい。ヤンキーの定義とはなんなのかを。

 

まぁこの定義は人それぞれだとは思いますが、僕の考えるヤンキーの定義とは「反抗とわがまま」

 

常に大人に反抗し自分のわがままを通すためならどんな手段もいとわない。それがヤンキーではないでしょうか。

 

そういう意味ではやはり僕はヤンキーなのです。

 

あれは確か僕が5歳の頃。

その日は親戚が我が家に集まっていたが、幼かった僕は親戚との歓談よりアニメが見たかった。

しかしテレビをつけてくれと母親に頼んでも、せっかく親戚が集まってくれてるのに自分一人だけテレビを見るなんてだめだと言ってくる。

 

僕は悲しみに暮れ、そして怒った。

僕からすれば勝手に親戚が集まってきたんだ。僕が親戚にぜひ我が家にお越しくださいと頼んだわけではない。

 

大人の都合で勝手に集まっておいて、子供のテレビを見る自由を奪うとは何事か。

必ずやあの邪智暴虐の母を除かねばならぬと決意した。

 

「母よ。最後に1度だけ問おう。テレビを見てもいいか?」

 

「ダメよしんちゃん!ここでご飯食べなさい!」

 

そうか。それが母さんの、いや、あんたの"答え"か。

 

じゃあ仕方ねぇな…

 

俺は覚悟を決めた。やるしかないと。

 

俺は、俺を産んだ女の背後に立った。

 

胸に秘めているのはテレビを見せてくれないことに対する憎悪。そしてこれから行うことへの罪悪感。

 

今から俺はこいつらを全てあんたにぶつける。

 

決意の炎を瞳に宿らせて俺は____

 

 

 

俺は____

 

 

 

 

パンツを脱いだ____

 

 

 

露出した局部の先端を母親に向ける!

まだこの女は気付いていない!

 

今だ!!!!

 

生暖かい液体が俺の中から綺麗な放物線を描いて飛び出していく

 

怒りや苦しみ、悲しみやアンモニアを込めた液体が母親の背に降り注ぐ

 

 

あぁ、母さん…

 

 

 

母さんの背中ってでけぇな…

 

 

 

ありがとう母さん。俺を産んでくれて

 

 

 

愛してるぜ…

 

 

 

 

 

 

しこたま怒られた。

親戚一同から怒られた。

 

そして俺のヤンキー伝説はここから始まったんだ。

 

5歳にして親への強い反抗。そして尿をかけるという傍若無人っぷり。やっぱり俺ってヤンキーでしょ。

 

 

世界広しといえども怒って小便かけるやつなんて俺かセミしかいないからね?

 

そう俺はもうセミ!ヤンキーじゃないセミ

あーミンミンミンミン明朝体!!!

なんつって!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大年寺三郎太はHUNTER×HUNTER

 

前回の記事でも書きましたが「将太の寿司」にハマっておりまして、先日全巻読み終えました。

 

めっっさ面白かった。将太と家族の絆や、ライバルとの闘い、鳳寿司で働く仲間との友情、無理のある設定、突然の変顔、全てが最高だった。

 

そんななかでも僕の心を掴んで離さなかったキャラが1人います。

 

そう!それが伝説の寿司職人、東北の竜と呼ばれたお方!

 

 

大年寺三郎太だ!!!!

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ふぇぇぇん(>_<)

大年寺三郎太さんかっこいいよぉぉぉ//

 

さぁ、ここからは大年寺三郎太の数々の伝説を語りましょう。

 

 

伝説その壱 「負けない」

この大年寺三郎太さん、作中で主人公である将太に唯一勝利したことがある男です。

 

どんなベテランでも、英才教育を受けた天才でも勝てなかった将太を三番勝負で一敗もせずに撃破!

マジかっけぇっす!三郎太さん半端ねぇっす!

 

伝説その弐 「ルールを守る」

そんな大年寺三郎太さんと将太は新人寿司コンクール全国大会で闘うことになります。

 

やおい〜新人コンクールだろ???

なんで伝説の寿司職人東北の竜と呼ばれた大年寺三郎太さんが出れんねん???

ほんまええかげんにしーやー?

大年寺三郎太はんが新人なわけあらへんやろ?

 

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なんと規定に反していない!この時点で年齢は27歳、修行期間15年だが実際に店で働いていた期間は短いのでセーフ!

 

規定上では紛うことなき新人!

 

新人でありながら伝説の寿司職人と呼ばれるって大年寺三郎太さんマジぱねぇっす!

 

伝説その参 「死なない」

 

 

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あ、こりゃ死んだ。

この高さからのダイブはさすがに伝説の寿司職人でも死んだ。

一応食材を捕まえるために海へダイブするシーンなんですが、正直崖からダイブする必要は1mmもないんですよね。

 

ではなぜダイブしたのかと問われればそれは

 

大年寺三郎太だから

 

というしかないでしょうね。

 

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なんと無事に海から上がってきた大年寺三郎太。

 

身体から発する闘気で海水が乾いていくらしいです。

闘気を出す大年寺三郎太もすごいが「闘気で海水が乾くこともある」と認識している将太の寿司の世界観もすごい。およそ料理漫画の世界観ではない。

 

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伝説の寿司職人の貴重な投身自殺シーンその2

 

いや今回はさすがにこの高さからの地面にダイブは無理でしょ…

 

でも生きてる。だって彼は伝説の寿司職人

 

大年寺三郎太だから!!

 

ここで周りの反応を見てみましょう

 

 

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さ、三田から…明石まで走って…!!

 

三田から明石ゆうたら35キロはあるで!

な、なんちゅう化け物や!

 

 

いやそこじゃないだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやそこじゃないだろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこじゃないよ。

 

 

 

 

 

35キロ走れるやつはまぁいるよ。

ビルの屋上から飛び降りて無事なやつは寿司職人くらいだぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

いや寿司職人でも無理だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寿司職人をなんだと思ってるんだ。

 

 

 

 

 

 

思いのほか道が険しくてな

 

じゃねぇわ

 

俺はどんなに道が険しくても

「よし!屋上に一回登ってそこから飛び降りたろ!」

とか思ったことは一度もないしこれからもないと誓う。

 

 

でもこれが

 

 

 

 

大年寺三郎太だ!

 

 

そんな大年寺三郎太さんに最大のピンチが訪れる!

 

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敵から線路に突き落とされる大年寺三郎太。

高所からのダイブは大丈夫でも電車に轢かれたらひとたまりもないはず。

さすがの大年寺三郎太もこの表情。

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いや下唇どないなっとんねん。

 

普通死を感じたときの人間の反応はこうですよ。

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否   死

 

迫り来る電車を前にして頭に浮かぶ文字は

否   死

 

否   死しかないのだ。

 

しかし大年寺山三郎太はこう!

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眉毛ぎーん!!

唇みにょん!!!

 

 

そして生き残る大年寺三郎太!

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これはおそらくホワイトサブロウタと身体を入れ替えましたな。

 

どことなく大年寺三郎太とゴレイヌさん顔似てるし。

ゴレイヌさんもたぶん元寿司職人。

たぶんそう。

 

 

伝説その肆「人間離れした技術」

 

伝説の寿司職人、東北の竜と呼ばれる大年寺三郎太。その腕前は生半可ではない。

 

コンクールでも他の参加者に圧倒的な実力差を見せつけて勝利している。

 

そんな大年寺三郎太の凄さが分かる回がある。

 

コンクールの課題、寿司の早握り勝負。

制限時間内により多くの寿司を握ったものの勝ちというシンプルな勝負のなかでの一コマ。

 

他の出場者がとんでもない迅さ(はやさ)で寿司を握りはじめる!

それを見た大年寺三郎太の闘志に火がついた!

 

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ならばこの俺も全力を持ってそれに応えようではないか!!!

 

なんだ!なにをするんだ!大年寺三郎太!?

 

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バッ!バッ!バッ!!

あ、あれはなんだ!!なんなんだ!!

 

 

 

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んん????

腕がんん?????????

 

 

 

 

 

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ちょっと待って???え?、ん???

 

 

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大年寺三郎太が己の握りに限界を感じ、悩みに悩み抜いた結果

彼がたどり着いた結果(さき)は感謝であった

 

自分自身を育ててくれた寿司への限りなく大きな恩、自分なりに返そうと思いたったのが

 

一日一万回!感謝の握り!!!

 

気を整え 拝み 祈り 構えて 握る

 

シャリを握るのに当初は5〜6秒

 

一万回握り終えるまでに初日は18時間以上費やした

 

握り終えれば倒れるように寝る 

 

起きてまた握りを繰り返す日々

 

2年が過ぎたころ異変に気付く

 

一万回握り終えても日が暮れていない

 

齢27を超えて完全に羽化する

 

 

感謝の握り一万回 一時間を切る!!

 

かわりに 祈る時間が増えた

 

山を下りた時に 大年寺三郎太の握りは 

 

 

音を置き去りにした!!!!

 

 

 

 

 

かましいわ!!!

 

 

千手握りだ!!!じゃないわ!

そんなのやっていいのはネテロかカイリキーか妖怪だけ!

 

もう人間離れとかいうレベルじゃない。人間を辞めている。

 

でもこれが

 

大年寺三郎太だ!

 

 

 

このコンクールで大年寺三郎太は主人公に敗北します。

その後はハンター試験に合格、特にメンチの課題では好成績を残す。

 

見事に美食ハンターの仲間入りした大年寺三郎太は天空寿司闘儀上で念を習得。

 

ならず者の寿司職人集団「幻影寿司」との闘いや、グリード寿司ランドで大きく成長する。

 

キメラズシ討伐では天賦の才能を捨てるかわりに本マグロを2億円で競り落とす、

 

その後全日本寿司協会の会長選挙で当選を果たした大年寺三郎太の姿がこちら

 

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まだ見ぬ寿司を求めて暗黒大陸へと向かう大年寺三郎太。

大年寺三郎太の旅はまだ終わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「将太の寿司」が面白すぎる

突然なんですがわたくしフジノシンが漁師の孫であることをここに発表させていただきます。

母方のね、じっちゃんばっちゃんが漁師なんですよ。

 

小さい頃から新鮮な魚介類を食べて育ってきたわけではありますけども

 

わたくし魚介類が大の苦手なんですよね。

 

いや〜昔からじいちゃんの家に行くと魚ばっかり出てきて辛かった!だって苦手なんだもの!

火を通せば食べられるんですけど、刺身とか魚臭いし食感もダメでしたね〜。

 

そんな僕が最近刺身を食べられるようになりました!

なんで食べられるようになったか、それは

 

将太の寿司」を読んだからです。

 

まぁマンガなんですけどね。今マンガBANG!ってアプリで無料で読めるんですよ。

電車に乗ってる間とか暇つぶしに読んでたんですけど、これがまた面白い。

 

作品名の通り主人公の将太が一流の寿司職人を目指すってストーリーなんですけど、知らなかった寿司の知識や家族愛、友情、努力、勝利が詰まったまるでジャンプ作品のようなマガジンで連載されていたマンガです。

 

読む前はなんかグランメゾン東京やクッキングパパみたいなのかな〜と思ってたんですけど、これが全然違いましたね。

 

ジャンル的にはテニプリイナズマイレブンと同類です。話が進むほどにやりたい放題になってきます。

 

主人公の将太はなんやかんやあって地元の小樽から東京の名店「鳳寿司」に就職するんですが、そこにはやっぱり厳しい先輩がいるんですよね〜。いますよね〜。飲食業界、店に1人は怖い先輩がいるもんです。

 

厳しい先輩、名を佐治安人(さじあんと)

 

就職したばかりの将太にいきなり

「シャリを作れ。ただし作り方は教えないよ?自分で考えてね?」

なんて無茶振りをかましてくるとんでもないやつです。

しかしさすが主人公将太。そんな無茶振りはなんのその。その才能を遺憾なく発揮して見事佐治さんよりも美味いシャリを作ります。

 

佐治さん的にはますます将太が気に入らない存在になります。

そんなときに鳳寿司の親方が佐治さんと将太を呼び出してこう言い放ちます。

「お前ら寿司勝負しろ。勝った方を新人コンクールに出したるわ」

 

5年間このコンクールを目指して頑張ってきた佐治さん大激怒!なぜなら将太は就職して半年も経ってないから!なぜこんな新人と5年目の自分が同列なんだ!

 

ブチギレた佐治!将太への嫌がらせ!罵声!ありとあらゆる手を駆使して将太への妨害を図る!清々しいほどの器の小ささ!

その結果見事に勝利を手にするのです!

もちろん将太がね。

 

いや、佐治さん…

5年も先輩なのに…

将太が天才すぎる…

 

とまぁ正直ここまでは割と正統派のストーリー。将太の才能を除いては特に無茶苦茶な部分はありません。テニプリで言えばまだまだ乾先輩のデータテニスや手塚部長のゼロ式ドロップが出たあたりですね。

 

問題は新人コンクール編が始まってからです。

 

この新人コンクール編で注目していただきたい将太のライバルは3人!

 

1人目!包丁の達人「奥万倉新一(おくまぐらしんいち)」さん!めっちゃ包丁さばきがすごいぞ!

 

2人目!目利きの達人「木下藤吉(きのしたとうきち)」

米やら水やらの目利きがすごいぞ!

 

3人目!人呼んでマグロ哲!「清水哲也(しみずてつや)」

その名の通りマグロやカツオ類では他の追随を許さないベテランだ!

ベテランだ!

 

ベテラン…

 

ベテラン???

 

新人…コンクール…だよね?

 

ちっちゃいことは気にすんな!ワカチコ!

将太の寿司でこんなの些末なことだ!

 

ちなみにこのマンガに出てくる寿司職人はたいがい性格が捻じ曲がってます。

 

まずは佐治さん!

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将太の彼女である渡辺さんから届いた手紙をこっそり隠していた佐治さん!そしてこの発言!さすがっす!

 

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新人コンクールで立ちはだかった清川流也(きよかわりゅうや)!

この道16年目のベテランだ!寿司業界の「新人」の定義とは如何に!?

 

 

 

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作中トップクラスのクズ!紺屋碧悟(こうやへきご)!金に物を言わせての恐喝、傷害、拉致なんでもござれだ!

 

 

 

 

さて、基本的に新人コンクール編のストーリー展開はワンパターン。

 

1.将太が一見ありきたりな寿司を出す。

2.やたらとうるさいギャラリーが「普通の寿司じゃねぇか!将太はおわったぜ!」と騒ぐ。

3.審査員が将太の寿司を食べて「こ、これは!とんでもなく美味い寿司だ!」と騒ぐ。

4.将太が寿司の解説をする。

5.ギャラリーが「さすが将太だぜ!!!」と手のひらをクルクルする。

6.将太が勝つ。

 

このパターンの繰り返しである。

いや、繰り返しなんですけどめちゃくちゃ面白いんですよ。

 

このワンパターンな展開を面白くしている要因の1つとして審査員長の存在が大きいと思います。

 

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こいつが審査員長。溝口安二郎。通称「柏手の安」

本当に美味しい寿司を食べたときにパァン!と柏手を打ってしまう癖からこの通り名がつきました。

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もうみんなこの柏手を打ってもらうのに必死です。どんなに作った寿司を褒められたって柏手が出なかったら意味がないのです。

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寿司を食べて両手をプルプル震わせるおっさんと、それを固唾を飲んで見守る複数のおっさん。常軌を逸した光景です。

 

 

そしてなんやかんやあって将太の優勝!

新人コンクール編これにて完!!!

 

応援に来てくれていた佐治さんにお礼を言う将太。

将太との勝負に敗れてから鳳寿司を出て、全国を周りながら修行を積んでいた佐治さん。この頃にはすごくいい奴になっているんです。

 

将太「ありがとう佐治さん。佐治さんのおかげで優勝できました」

 

佐治「浮かれていられるのも今のうちだ。次は俺と戦うことになるんだからな」

 

将太「え、どういうことですか」

 

佐治「この大会は地方予選。優勝したお前は全国大会に進むんだ。そして俺はすでに京都代表として全国大会への出場を決めている」

 

将太「なんだってぇー!?全国大会だってー!!?」

 

知っとけ!!!お前自分が出る大会の全容くらい把握しとけ!!!読んでる俺が一番ビックリしたわ!!!

 

これ確実に後付けで全国大会編作ることにしたな作者よ。

 

 

まぁここまではテニプリで言うところの無我の境地が出たあたりですよ。関東大会あたりですね。ほんとにテニプリがヤバイのって全国大会あたりじゃないですか。

 

そう。将太の寿司も全国大会編がヤバイのです。

 

それについては近いうちにまた書きます。

それではそれまで将太の寿司読んどいてね!

大切なことは全て上原亜衣が教えてくれた

 

最近上原亜衣様がYouTubeを始めたことを知りました。

 

ご存知の方しかいないと思いますが、一応上原亜衣様がどんな人か説明しますと、元AV女優の方です。AV女優のトップオブトップだったんです。

日本男児上原亜衣の裸を見たことがない者はいないと言われるほどの女性です。

 

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僕も高校から専門学校までは大変お世話になりました。上原亜衣様には足を向けて寝れません。

 

そんな上原亜衣様がAV引退後にYouTubeを始めたわけですよ!そりゃ見るに決まってるじゃないですか!

 

あり得ないとは思いつつも、もしかしたらおっぱいを出してくれるんじゃないか?下手したらそれ以上のことをしてくれるんじゃないか?しみけんとの絡みはあるのか?などと期待しつつ光の速さでチャンネル登録をしました。そして動画を見てみたらなんと…!!!

 

普通に服の紹介とか質問コーナーとかしてたわけですよ。いろんな意味でのオレの盛り上がりを返してくれ。

 

いや分かってる。もうAVは引退されたんだ。そんな卑猥なことはYouTubeのコミュニティガイドライン的にもできるはすがないということはわかっちゃいるんだよ。

頭では分かっていても下半身が卑猥な上原亜衣を求めてしまっている。こればっかりは仕方のないことでしょう。男心ってものでしょう。

 

過去、ファッキングラビッツや真野ゆりあでも同じ過ちを繰り返してきた。期待しては裏切られ、また期待しては裏切られる。その連続だ。

元AV女優の方たちになにも罪はない。悪いのは俺だ。いつまでも昔の幻影を追い求めている俺が悪い。

あいつらは前に進んでるっていうのに、俺だけがあの頃に留まって宙ぶらりんなままだ。

 

そんなことを雨の降る六本木でバーボンと葉巻に溺れながら考えていた。

 

そして思い出した。専門学生時代の上原亜衣とのエピソードを。

 

あれは入学して間もない頃、当時上原亜衣主演のAVがTwitterでバズっていた。内容としては上原亜衣がセッセしながら歌うというもの。

学生寮の仲間がそれを見つけ、すぐさまAVのタイトルを特定。近所のTUTAYAに寮のメンバー全員で駆け込み血眼になって該当のAVを探し、そして見つけた。

 

俺たちにとってそのAVこそがひとつなぎの大秘宝ワンピースだった。TUTAYAのAVコーナーこそがラフテルだった。

 

宝を見つけた俺たちは寮に帰るや否やすぐさま寮の全員でAVを見ることにした。

AV大鑑賞会の始まりだ!

女性の方はわからないかも知れないが、男子とはAV鑑賞会により絆を深める生き物なんだ。

中にはスポーツや食事、趣味などを通して仲を深めていくと考えている人もいるだろうが、はっきり言ってそんなことはない!!!

 

AV!アダルトビデオなんだ!男の絆を深めるものはそれしかないんだ!

好きなAV女優を語り合い、時にはその好みの違いから殴り合いにまで発展する!しかしその夜には友達が語っていた女優のAVを見て「ふ〜ん、エッチじゃん」と価値観の違いを認め合っていく!まさにノーサイド!そう!お互いを讃え合うノーサイドとはラグビーだけではなくAVにも共通する精神なのだ!

 

女性でいうところの女子会にあたるのがAV鑑賞会であるということはご理解いただきたい。

 

八畳ほどの一室に寮生が10人ほど集まった。DVDデッキがAVを読み込んでいる間は誰も喋らない。ただAVが再生されるときを固唾を飲んで待っている。これは遊びじゃない。上原亜衣との真剣勝負だ。

 

そして時は動き出す。上原亜衣がなにやら話し始めたが、そんなものには興味がない!スキップ!スキップ機能だ!本番行為までのインタビューとか前戯とかどうでもいい!スキップだ!

 

数多のスキップの末にようやく辿り着く。Twitterで見たシーンに。

背面騎乗位でガンガンに動きながら上原亜衣様がこう歌っている

 

 

 

キンタマの〜〜ポリリズム〜〜🎵

クリリリズム〜〜〜🎵

あっグリグリグリグリ〜🎵

 

 

 

 

 

 

 

 

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なんて前衛的な歌詞なんだ。金玉のポリリズム。うん。全く意味がわからん。

 

ポリリズムっていうのは複数の異なるリズムや拍子が同時進行している音楽のことらしいんですが、つまりあれですか?

右の玉と左の玉が異なるリズムを刻んでいるということですか?それってどういう状況ですか?

 

 

一般ピーポーの感覚を置き去りするこの感じ。perfumeきゃりーぱみゅぱみゅが出てきた時と同じような衝撃。おそらく作詞作曲を担当したのは中田ヤスタカだろう。間違いない。

 

中田ヤスタカ上原亜衣の共演。日本が世界に誇る名曲が誕生したのも必然だ。

 

原曲を聴いて貰えばわかると思うんですが、この曲の中毒性はハンパねぇです。まずperfumeポリリズムを聴いたら確実に脳内で金玉のポリリズムが流れます。繰り返す金玉のポリリズム。エンドレス金玉のポリリズム。ポリ玉の金リズム。

 

寮の連中はしょっちゅうこの歌を歌っていました。食事を作りながら金玉のポリリズム。洗濯物を干しながら金玉のポリリズム。カラオケでも金玉のポリリズム。授業中も金玉のポリリズム。いつも心に金玉のポリリズム。日本の首都は金玉のポリリズム

 

「金玉のポリリズム

一見ふざけたフレーズに見えるが、何度も口にするうちにこのフレーズに込められた強いメッセージに気付いた。

金玉のポリリズムとは現代社会に対するアンチテーゼなのだ。

 

周りと同じでないと不安を感じる。周りと少しでも違うと仲間外れにされる。そんな同調圧力がこの国には蔓延っている。

しかし人と違うのは当たり前なんだ。いろんな価値観や考え方、趣味嗜好があるのは当然。みんな違ってみんな良いだ。いろんな人たちがそれぞれのリズムを刻みながら生きている。そうこの世界とは大きなポリリズムなんだ。

 

そういうことを上原亜衣はAVを通して、自分の体を張って伝えたかったんじゃないかと俺は思う。

ありがとう上原亜衣。大切なことは全てあなたから学びました。

YouTube頑張ってください。

 

 

 

 

 

 

読書感想文 「ダークゾーン」

フジノシンは通勤電車の中でスマホをいじりながら考えていた。

電車に乗っている間ずっとSNSYouTubeを見たままでいいのかと。もっと有意義な時間の使い方があるんじゃないかと考え、フジノシンがたどり着いた答えは「読書をする」であった。

 

なにを隠そうフジノシン、高校の頃は同じテニス部の女子のUさんから「読書マン」というあだ名をつけられたこともある。なぜ「読書マン」なのかというと休み時間中に本ばかり読んでいたからだ。

 

本を読んでいるから「読書マン」とはあまりにもあだ名のつけ方が雑だろう。安直の極みか。メガネをかけてるやつに「メガネ」ってあだ名をつけるくらい雑だ。コンタクトをつけてるやつには「コンタクト」あるいは「ワンデイ」「ツーウィーク」というあだ名をつけるだろう。

 

ちなみにフジノシンというのも「読書マン」を命名しやがったUさんがつけたあだ名だ。俺のフルネームをあだ名にするという暴挙を働いてくれたが、なかなかこのあだ名は気に入っている。ただ「読書マン」だけは許さない。

 

まぁ俺のあだ名は置いておくとして、通勤電車の中では読書をすると決めた。本が好きだというのもあるが、つり革に掴まりながら片手に文庫本を読んでいると頭良さげに見えそうというのが1番の理由だ。同じ車両のリーマンや学生に「頭良さげマウント」を取ってやるのだ。

 

そうと決まれば早速ブックオフで面白そうな本を探す。そこで目に留まったのが貴志祐介のコーナーだった。貴志祐介は「悪の教典」や「鍵のかかった部屋」「新世界より」の作者だ。

俺は「新世界より」を読んでいるときに読書マンを命名されたので、ある意味思い入れの深い小説家だ。

 

貴志祐介の作品を読もうと決めて適当に「ダークゾーン  上巻」というタイトルの本を手に取る。帯には「盤上は現実。駒(クリーチャー)たちは幻想(ファンタジー)、敗北は死。悪魔の対局が幕を開ける」となんとも厨二心をくすぐられる文句が書いてある。あー、なんか遊戯王的なお話なのかな?と思い、裏のあらすじを見てみるとこんなことが書いてあった。

 

ー 「戦え。戦い続けろ」プロ将棋棋士の卵・塚田は、赤い異形の戦士と化して、闇の中で目覚めた。突如、謎の廃墟で開催される青い軍団との闘い。敵として生き返る「駒」、戦果に応じた強力化(パワーアップ)など、奇妙なルールのもとで続く七番勝負。頭脳戦、心理戦、そして奇襲戦。"軍艦島"で繰り広げられる地獄のバトル。圧巻の世界観で鬼才が贈る最強エンターテイメント! ー

 

 

 

 

 

 

 

 

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いや意味がわからん。2行目からすでに意味がわからん。ここまで混乱するあらすじを俺は他に知らない。

プロ将棋棋士の卵の塚田ってやつがいるんだな〜ってとこまでは理解できるよ。2行目で急に赤い異形の戦士になるんじゃないよ!将棋頑張れ!プロ将棋棋士と赤い異形の戦士は対極の存在だから。「プロ将棋棋士」の対義語は「赤い異形の戦士」だよ。

まだプロサッカー選手が赤い異形の戦士になるんだったらわかるよ。ただ、塚田お前は羽生善治藤井聡太が赤い異形の戦士になるのを見たことがあるか?ないだろ?それくらいプロ将棋棋士が赤い異形の戦士になるのはダメなんだよ。あとサッカー選手も異形の戦士なんかにはならねぇよ。

 

んで、突如として現れる青い軍団。これはもうサッカー日本代表のことでしょう。サムライブルーだよ。将棋棋士vsサッカー日本代表異種格闘技戦だ!軍艦島で熱湯風呂や箱の中身はなんでしょな的な七番勝負が繰り広げられるんだ!すごい!貴志祐介すごい!最強のエンターテイメントだ!

 

感動に打ちのめされた俺は即刻「ダークゾーン 上巻」を購入した。読み終わってすぐ下巻を購入するくらいに面白かったので、興味がある人は是非読んでみてください。

 

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ダークゾーン(上) (祥伝社文庫)

ダークゾーン(上) (祥伝社文庫)

 

 

 

「HELLO WORLD」はいいぞ

先日、映画「HELLO WORLD」を見てきました。

松坂桃李浜辺美波が声優をしているあれです。この物語はラスト1秒でひっくり返るーというキャッチコピーに興味をひかれたのと、やはり我が愛しの浜辺美波が出演しているということで、休みを利用して新宿ピカデリーまで足を運んだ次第です。

 

結論から言いましょう。HELLO WORLD…

めちゃくちゃ面白かった!!!

 

僕が今年見た映画の中で一番面白かったです。

ということで今回はネタバレなしで皆さんに「HELLO WORLD」を紹介したいと思います。

まずはあらすじから。

ーー京都に暮らす内気な男子高校生・直実(北村匠海)の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミ(松坂桃李)が突然現れる。
ナオミによれば、同級生の一行瑠璃(浜辺美波)は直実と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまうと言う。
「頼む、力を貸してくれ。」彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。
しかしその中で直実は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された大いなる秘密を知ることになるーー

 

まぁ簡単にいうと時間ものってやつですね。僕はこういう系統の作品が大好きです。特に好きな作品が細田守の「時をかける少女」なんですが、「HELLO WORLD」の監督はときかけとサマーウォーズの助監督をされていた方だそうです。そのことを知って僕は「ああ、なるほどね」と思いました。ぽいんだ。なんとなくその二作品ぽさがあるんですよ今作には。なので、時かけサマーウォーズが好きな方は間違いなく「HELLO WORLD」も好きだと思います。

 

僕は今回一人で映画館に行ったんですけど、結果として一人で行ったのは正解でした。なぜかというと僕が泣いてる姿を知り合いに見られなくて済んだからです。そうです。僕は「HELLO WORLD」をみて泣きました。松坂桃李が、大人ナオミがいけないんだ。もうだめ、あいつのキャラが好きすぎる。主人公の少年ナオミはやっぱり主人公だからすごい真っすぐでいいやつなんですよ。でもね~大人ナオミはけっこうこじらせてるというか、メンヘラというか。だって10年前に死んでしまった彼女を忘れられずにわざわざ未来からやってくるんですよ?冷静に考えてやばくないですか?もう少し諸行無常を受け入れろや。予告編を見てもらえればわかるんですけど、そんなこじらせメンヘラの大人なおみが涙を流しながら「僕は…きみが好きだったんだ」って言うシーンがあるんですよ。もうそこでナオミよりも涙を流していたのが僕ですよ。もう今思い出しただけでも泣きそう。ほんと大人ナオミは一行さんが死んじゃってからいろいろあったから…ほっとけないというか、かわいいやつなんですよほんと。みんなも映画を見ればわかります。

 

この物語はラスト1秒でひっくり返るー とか言ってますけど、ひっくり返るのラスト1秒だけでなく物語中割と何回もひっくり返るんですよ。二転三転どころじゃない。物語が四回転アクセル決めてる。怒涛の展開が続くのでいい意味で休む暇がない。

 

まぁ最後はなんといってもヒロインが、一行さんがかわいい。キャラデザはラブライブのうみちゃんぽくてかわいいし、性格もこれがまたツンデレでね!!!もう主人公にビンタしたかと思えば、不思議の国のアリスのコスプレして主人公の告白を受け入れたりともう最高!!それに加え声が浜辺美波!!めっちゃすっきゃねん!浜辺美波のファンは絶対見に行くべき!

 

ということで!「HELLO WORLD」は青春、SF、バトルが盛りだくさんの映画です!ぜひ劇場まで足を運んでみてください!