ハァ…ハァ…退職者…?

スッキリした。完全に目が覚めた… いや、解放されたって感じかな。

もう明日からあの職場に行かなくてもいいと思うと心が軽い。 心ピョンピョン☆ ハートはトゥインクルトゥインクル

というわけで!私フジノシン、今日をもってパティシエを卒業してきましたー!

素晴らしい。退職とは実に素晴らしい。 このクソブログを読んでくれている皆々様にも是非退職をオススメしたい。 今後私のことは「退職の伝道師」と読んでくだぱい。

生と死は隣り合わせ。 それと同じように就職と退職は表裏一体。切り離せない関係にある。

就職が決まったと同時に退職という運命が義務付けられる。 この不平等な世界で唯一退職だけが平等だ。

退職というとどこか後ろめたい、マイナスなイメージを抱いていないだろうか?

そのイメージは間違いであるとハッキリ否定しておく。

「退職」っていう字が悪いんだ。字が。

職を退くと書いて退職。

違うだろうと。

俺が職を退いたんじゃない。

俺が今の職から一歩前進して、職を置き去りにしたんだ。

感謝の正拳突き1日1万回の成果だよこれは。

今後は「退職」ではなく「卒業」という表現を推奨したいですね。

なんかアイドルぽくていいじゃん。

卒業を上司に伝えるときも 「あの〜、6月いっぱいで仕事を辞めさせていただきたいんですけども〜…」 と自信なさげに言うのはやめよう! 上司によっては人手が足りないとか、急に辞めるのは迷惑だとかあの手この手で君の卒業を阻止しようとしてくる。

そうならないための伝え方を伝授しましょう。

まず上司と2人きりのシチュエーションを作ってください。

それができたらスマホ森山直太朗の「さくら(独唱)」を流します。

職場に突如として響き渡る「ぼぉぉくらはぁぁぁ〜〜〜♫」に上司は腰を抜かすこと間違いなし! 上司が怯んでいる隙に椅子からガタッと立ち上がり大きな声でこう言いましょう。

「僕たち!私たちは〜!この〜豚の肥溜めのような職場を〜!卒業します!!!」

そして椅子に一度腰掛け、また立ち上がり、先ほどよりも大きな声で

「卒業します!!!」

と叫びましょう。

さくら(独唱)」と部下による突然の卒業宣言で、上司は泡を吹いて倒れるでしょう。

ここで手を緩めてはいけません。最後の一押し。

涙声になりながら「旅立ちの日に」を歌いましょう。もちろんアルトパートです。

歌い終わる頃には上司はすでに心肺停止。 あなたの退職を引き止める体力は残されていません!

これであなたは自由の身だ!!! その職場から飛び立て! 君には翼が生えているんだ!!!

わけがわからなくなってきたので終わります。