ユーチューバーになりますわ
インスタでよく出て来るこの広告。
面白そうだなと思い受けてきました!
前からユーチューバーって憧れてたんですよね〜!
俺もユーチューバーになって不祥事を起こし、黒髪スーツで謝罪したい!謝罪したいんだ!
まだ見ぬ謝罪動画のために、降り立ったは山手線高田馬場駅!向かうはテアトルアカデミー!
いざ出陣!
ユーチューバーのオーディション受けてきたけど、けっこう楽しかった笑
— フジノシン (@66655333) 2019年6月22日
会場に到着するとまずは超至近距離でチェキを撮られました。顔面どアップのチェキを手渡され広めの部屋に案内されると、簡単なアンケートを手渡される。アンケートの内容は「好きなユーチューバーは?」「このオーディションを知ったきっかけは?」みたいな感じでした。
会場にはすでに10人くらい人がいてみんな黙々とアンケートを書いていました。見た目はどの人も案外普通。もっと派手な人がいるかと思っていたので少し拍子抜けした気分でした。
気合いを入れてはらぺこあおむしのTシャツにはらぺこあおむしのシャツを羽織って行った俺の気合いを返してほしい。
開始時間になるとユーチューバーのコンサルをしているという会社の社長さんと作家さんが登場。
これからのYouTube業界の話、どんな動画がウケるのか、ユーチューバーとしてのポジショニングなど2、30分くらい話を聞いていましたがなかなか面白かったです。
特に登録者数50000人で1000万は稼げるみたいな話は興味深かったですね。
まぁそんな有難いお話が終わると簡単な実技検査。
会場にはステージがあり、そこにカメラが置いてあったんですが、そのカメラの前でお茶のPRをしろとのこと。
その様子は会場の大きなスクリーンに映し出されます。
大体の人はお茶を飲んで「美味しいです〜」「飲みやすいです〜」「カテキンが〜」
みたいなことを言っていましたね。
甘い。甘すぎる。
そんなありきたりなことを言ってどうする。
個性を、君だけの個性を出せよ!
俺の背中を見ていろ。ユーチューバーとはなんたるかを君たちに教えてやるぜ!
俺はカメラの前に立ち、PRを始めた
「はいどーも!フジノシンです!
今日はこちらの"お〜い、お茶"を紹介していこうと思うんですけど!注目していただきたいのはこの内容量!なんと!なんと280ml!300でも250でもなく280ml!驚異の中途半端!皆さんも是非!このMr.中途半端こと"お〜い、お茶"を飲んでください!またね!」
スベり倒した
空調の音だけが会場に響き渡っていた。
カメラマンが、スタッフが、応募者たちが、俺にゴミを見るような目をむけてくる。
いいか、これがユーチューバーだ。恥も外聞も投げ捨てて視聴者のために体を張る。
君たちに見せたかったのは笑いの取り方じゃない。姿勢だ。ユーチューブに対する姿勢だ。
止まらない冷や汗をぬぐいながらステージを降りる。
次はテアトルアカデミーのマネージャーさんとの個人面談。
「どんなユーチューバーになりたいの?」
「今はなにか活動してるの?」
みたいなことを聞かれた。
最近ブログをはじめたことを伝えると、是非見てみたいという。
ブログを見てひとこと
「太宰好きなの?」
なんと!このブログ名の由来をわかってくれるとは!
まぁ「人間失格」の有名なセリフなのでわかる人はそこそこいるんでしょうけど、初めて言及されたのでテンション上がりましたね(笑)
とりあえずこの個人面談でオーディション終了。
あとは結果を待つのみです。
そして合否を告げる書類が届いた。
結果は…
合格!
いや〜やっぱり大事なのは笑いを取ろうとする姿勢ですよ。姿勢が評価されましたね。
そして注目していただきたのはここ!!!
ルックスがいい!!!ありがとうテアトルアカデミー。
ルックスがいいなんてママ以外から初めて言われたよ。しかしそうか、やはり、俺はルックスがいいんだ。そうなんじゃないかと前から思ってたんだよな~~~。
これからは「フジノシン(ルックスがいい)」という名前でやっていきます。
さあ、そんなフジノシン(ルックスがいい)ですが、テアトルアカデミーには入りません。
このオーディションはユーチューバーのオーディションではなく、あくまでユーチューバーユーチューバー養成コースのオーディション。
つまり合格しても養成コースに入るための金が必要なんです。
その額50万円。機材や施設を貸し出してくれたり、プロからの指導が受けられたりするので、この額もそんなに高いとは思いませんが、俺には50万なんて払えましぇ~ん。
すまんなテアトルよ。
まぁYouTubeは今年中にやってみようと思ってるのでそのときは
チャンネル登録してね~♬