哲学者は最強

哲学者になりたい。なんか哲学者ってかっこいいですよね。言葉の一つ一つに重みがあるというか、僕なんかとじゃ言葉のウェイトに差がありすぎる。お前ブンブン飛び回るジュニアフライ級~俺なら見たまんまスーパーヘビィー級!!!!ヒアヒア!!!呂布カルマ~~~!!!!ヒィヒィポンポンいうとりますけども~~!!!

 

すいません。話がそれました。なにはともあれ哲学者って格好いいって話ですよ。

でも哲学者って中二病とそんなに大差ないと思うんですよね。哲学者が残した有名な言葉はいっぱいありますけど、仮にその言葉を僕が最初に発信していたとしても哲学的だ~すげ~~とはならなかったと思うんですよね。

例えばニーチェの有名な言葉に「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ」というものがあります。みなさんも一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。いかにも意味深でどこか考えさせられるような言葉です。

ではこれを最初に言ったのが僕だったらどのような印象を受けるのでしょう。

 

 

「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ byフジノシン」

 

 

女風呂でも覗いてバレたのかな?

そんな印象を受けます。byフジノシンで言葉の重みがゼログラビティ。ただの中二チックな痛いやつ。

つまり大事なのは発言そのものではなく、その言葉を発した発言者のイメージなのではないでしょうか。哲学的なイメージの人間が発した言葉はどんなくだらない言葉でも、含蓄があり考えさせられるような言葉に聞こえるのでは?

 

ということで適当な言葉の最後に「by 〇〇(哲学者の名前)」つけてみたのコーナー!

 

「あ~今日3時間しか寝てないわ~ by ソクラテス

 

ふっ、深い!!俺が言ったら遅くまで紗倉まな主演の映像作品見てたんだろうなと思われそうだが、byソクラテスをつけることによってなんか哲学的なことを考えてたせいで眠れなかった感がある!哲学的なAVを見ていたんだきっと!!

 

「宿題やったけど家に忘れました byアリストテレス

 

アリストテレスなら絶対に宿題やってるよ~!先生信じてるよ~!明日持ってきてね~♡♡!ただしフジノシン、てめぇはダメだ。廊下に立ってなさい。

 

「this is a pen by プラトン

 

これはペンです。しかしペンとはなんだろう?あぁ、考えれば考えるほど惑い堕ちていく。ディスイズアペェ〜〜〜〜ン。

 

「てかどこ住み?ラインやってる? byニーチェ

 

TwitterのDMで放ったニーチェ大先生珠玉の名言。下心を微塵も感じさせない質問だ。どこに住んでいるか、ラインをやっているかを聞くことで相手の死生観や物事の捉え方を知ろうとしている。

 

「酔った?大丈夫?ちょっと休憩していかない?大丈夫、なにもしないから byニーチェ

 

ラインを聞き出したあとに実際に会って飲みに行ったときに生まれたニーチェ師匠の金言。ラブホの3時間休憩を哲学界ではちょっと休憩と言う。

 

「先っちょだけ。先っちょだけだから。byニーチェ

 

深淵を先っちょだけ覗かせてくれと懇願するニーチェ先輩。なお先っちょだけで終わったことはない。

 

 

う~ん、哲学者ってすごい!!!