あぁ夏休み
最近どこに行くにも人が多い。東京なので人が多いのは当たり前だが、それにしても多い。特に学生の姿がよく目に入る。そこでやっと気付いたんですが今って夏休みシーズンなんですね。
あぁ思い返せば夏休みの思い出ってあんまりないな~。いや、あるにはあるんだけど、こうなんというか、いわゆる青春といった思い出がない。女の子と海や川に行った覚えもないし、夏休みに田舎のおばあちゃんちに行って、そこで出会った白いワンピースが似合う女の子とひと夏の恋もなかった。
女性が絡んでくる夏の思い出なんてほんとに、あさみさんくらいしかない。
じゃあ夏休みお前はいったいなにをしていたんだと聞かれたら答えは一つ。
泥団子を作っていました。
もう一度言いましょう。泥団子を作っていました。
高3の夏。同級生が夏休みの間に大人の階段を上ったりしているとき、僕は泥団子に熱中していました。大人の階段下りまくりです。
童心に帰りたかった。高3になり、昔より人の汚さ、愚かさ、浅はかさを感じ取れるようになったフジノ少年はどこか斜に構え、冷めた目で人を見るようになっていた。純粋な瞳で日が暮れるまで友達と遊びまわったあの頃に戻りたい。そうして辿り着いた答えが泥団子なのであった。
友達のお父さんに泥団子作りの達人がいたので、頼んで作り方を1から教えてもらった。
そうして出来上がった泥団子がこちら。
我ながらいい出来だ~。友達のお父さんには感謝しかない。
皆さんもひと夏の思い出に泥団子作りおすすめです。
ps 僕と一緒に夏祭りに行ってくれる女の子募集中です