少年よ大志を抱け

 青春に迷いは付き物だ。迷いこそが青春とも言えるかもしれない。
僕にも迷いに迷った青春があった。今から5年前、当時18歳の高校生の頃だ。
                                                                                     
あの頃の僕は普通に友達と過ごし、普通に部活に打ち込み、普通の青春を謳歌していたと思う。
いや、普通というには1つ欠落している部分があった。
それは異性との会話である。これでもかというほど女子と話せなかった。
                                                                                 
                                                                                  
別に女子が怖いんじゃない。女子から嫌われるのが怖かったのだ。
まさに思春期真っ盛りの僕にとって女子から嫌われるという状況は死と同義に思えた。
 
                                                                                
嫌われたくない嫌われたくない。
嫌われないためにはどうしたらいいか?
答えはシンプルだ。
女子と関わらなければいい。
関わらなければ好かれもしないが嫌われることもない。ノーリスクノーリターンの選択だ。
 
彼女と一緒に登下校という甘い青春を諦める代わりに、女子から嫌われるという危機を回避できた…
かに思われた。
 
                                                                                 
時として危機は向こうからやってくる。
虎穴に入らずとも虎に襲われることはある。
 
                                                                                 
それは昼休みがもうすぐ終わるというときだった。
5限の準備をしようと筆記用具を自分の机に取りに行くと、クラスで目立つタイプの女子が僕の椅子に座って近くの友達と話していた。
 
                                                                                
その子は今いる教室で5限の授業がある。
しかし僕は移動教室で隣の棟で授業がある。
昼休みが終了し5限が始まるまで残り10分を切っていた。
 
                                                                                
どうする、どうする俺。
分かっている。単にその女子に「ごめーん。ちょっとどいて〜」と言って机から筆箱を回収すればいい。それだけだ。それだけなんだ。
でもできない!
こちとら高校3年間ほとんど女子と話してないんじゃい!3年間寝たきりのやつがいきなり100メートルダッシュできるか!?できないよ!俺にとってはそういうことなの!リハビリが必要なんだ!
 
                                                                                
おそらくこの子は授業が始まるギリギリまで僕の席で友達と喋っているだろう。この子が動くのを待っていたら確実に5限には遅刻だ。
次の授業を受け持つ先生は生徒指導部部長の熊みたいな男だ。当然遅刻には厳しく、怒られれば怖い。
                                                                                
話しかけるしかない。俺が!この女子に!
話しかけるんだ!!!!!
 
                                                                                
そう決意したとき昼休みの残り時間は5分を切っていた。
迷ってる暇はねぇ!「ごめーん。ちょっとどいて〜」って言えばいいだけだろ!
考えてみれば簡単なことさ!
 
                                                                                
…いや、ちょっと待てよ。そんな言い方でいいのか?
なんかちょっとこの言い方はトゲがあるんじゃないか?「邪魔だよ、どけよ。」みたいに相手に捉えられるかもしれない。
ダメだダメだ。
                                                                                
もっと他の言い回しをしないと。
「すいません。ちょっと筆箱を取りたいんですけどいいですか?」
うん。これだ。this is最適解。
僕の要望と謙虚さがしっかり相手に伝わる言い方になっている。
 
                                   
いや、なんかキモくね?いくらほとんど喋ったことがない女子が相手だからって、同級生相手にここまで丁寧語で話すのはキモくないか?そんで童貞くさい。
俺の童貞くささと口の臭さしか相手に伝わんねぇだろこれ。
 
どうすればいいんだ俺は。迷いの渦が俺を飲み込んでいく。
焦りで他の言い回しが思いつかない。
「ごめーん。ちょっとどいて〜」
「すいません。ちょっと筆箱を取りたいんですけどいいですか?」
選択肢は二つ。決断をしなければいけない。
 
人生で最大とも言える決断を。

 
大きく深呼吸をして心を整える。
決まった。
「すいません。ちょっと筆箱を取りたいんですけどいいですか?」
だ。
考えてみれば僕が童貞だということは、ぼくの普段の生活態度や見た目でバレバレだろう。なんならそんなことは向こうからしたらどうでもいいことだ。
 
決断が済めばあとは実行あるのみ。たった28文字を声に出せば済むこと。難しくはない。
さぁ言うぞ。
僕は歩みを進め、僕の席に座っている女の子に近付き言い放った。
 
「しゅしゅしゅしゅいません!!あの!あの!あ、あの、ふふふ筆箱を取りたくて、はい!しゅみません!」
 
 
 
キーンコーンカーンコーン🎵
僕が言い終わると同時に昼休みの終了を告げるチャイムが鳴り響いた。
僕の青春も終わった。
 
あの子は今も元気にしてるかな?
 
 

からあげはオーラルセックス

世界一卑猥な料理って何だろう?

 

そんな疑問を皆さんも一度は抱いたことがあるでしょう。

その疑問の答えを僕はついに見つけました。

世界一卑猥な料理、それは…

 

鶏の唐揚げです!!!!

 

鶏の唐揚げ!いやらしいっ!なんて卑猥な響きなんでしょう!

 

唐揚げのなにが卑猥なのかさっぱりわからんという声が聞こえてきそうなので、いかに唐揚げがいかがわしい料理なのか解説させていただきます。

 

まず第一に唐揚げに使う鶏肉の部位がエロい。唐揚げに使われる部位は基本的に「むね肉」もしくは「もも肉」でしょう。つまり、おっぱいと太ももです。

いや、おっぱいと太ももてあんた!!!それは卑猥が過ぎますわ!卑猥ツートップですやん!キャプ翼で言うなら翼と岬君!ナルトで言うなら右近と左近!卑猥の口寄せ羅生門ですわ!!!

これが手羽先や手羽元だったらいたって健全なCERO A な料理だったでしょう。しかしそこをおっぱいと太ももにしてしまったばっかりにゴリゴリのR指定CERO Z。

教育委員やPTAから苦情殺到必須の料理になってしまった。

 

あ~いやらしいいやらしい。

部位だけでもいやらしいのに、唐揚げは作り方までいやらしい。

たいていのレシピには最初に鶏肉に下味をつけて揉みこむと書いてあります。

いや第一ステップから揉むって…さすがに展開早すぎません?そういうのはもっとお互いをよく知ってからやることなんじゃないですか?もっとこうさ、手をつないだり、キスなんかを経てさ、段階を踏むもんなんじゃねぇのかい…性の乱れが料理界にも及んじゃってるよ…

さんざん揉みしだいた後は粉をつけて油で揚げれば完成か。

いやどんな性癖だよ。いまだかつて俺は好きになった女の子のおっぱいや太ももを粉でまぶして油でカラッと揚げたろ☆とか思ったことねぇぞ。特殊性癖が過ぎる。唐揚げを考案したやつ完全にサイコパスだろ。SMプレイの極致を唐揚げに垣間見た気がする。

これほどまでに凌辱された鶏肉を口に入れるなんてそれはもうオーラルセックスと言っても過言ではないでしょう。

 

みなさん、唐揚げがどれほど卑猥な料理かお分かりいただけましたでしょうか?

今後居酒屋などで唐揚げを注文する際は気を付けてください。女性店員に注文した場合最悪セクハラで訴えられます。

 

 

地下アイドルってもう言わない

僕はアイドルが好きです。職場でも乃木坂や欅坂、日向坂46の話をしていると、同じくアイドル好きな同僚から「地下アイドルのライブにいきませんか?」と誘われました。もともと地下アイドルの現場に一度行ってみたいと思っていたので快諾。8/28日に新宿で行われるライブに参戦することになりました。

なんでも同僚がハマっている地下アイドルグループは九月に渋谷O-EASTでライブをするらしく、今回僕が参戦するライブはその宣伝活動をかねているらしい。

こう言っては同僚に悪いが、僕は地下アイドルがどういうものなのか、現場はどういった雰囲気なのか、それに興味があって参戦するだけだ。同僚が推しているグループ、名前がスピーカースピーカー?だっけ?なんかやかましそうな名前のグループ自体には微塵も興味がない。別に他のグループのライブでもいっこうに構わない。

 

そんな気持ちで迎えたライブ当日。仕事を終え会場へと向かう。場所は新宿としか聞いていないので同僚の後ろをついていくと、歌舞伎町のど真ん中をドンドン進んでいく。おいおいこの先ってホストクラブとラブホが乱立するいかにも治安が悪そうなエリアだろ。このあたりで地下アイドルはライブをやっているのかと少々面を食らってしまいました。

そんなアンダーグラウンドな街の正真正銘のアンダーグラウンドにライブ会場はありました。名前にたがわぬ地下アイドルっぷりである。

まず入り口で千円を払いドリンク二杯分のチケットと今日ライブするアイドルのチェキを渡されました。いや安いな。千円でライブが見れてドリンクも二杯飲めるのか。地下アイドルのライブ代というのはこんなものなのだろうか?だとしたら収益が、ひいてはメンバーの給与が心配になってしまう。

 

当日は同僚の推しグループと対バンするかたちでもうひとグループ、ワガママきいて??(以下、ワガマキ)というグループがライブをしていた。ワガマキの出番のあとに今回のお目当てが登場するようだ。まぁせっかくなのでワガマキのステージも見ることにする。ワガマキは六人グループで見た目や楽曲も正統派アイドルという感じだった。彼女たちの可愛らしい歌やダンスに合わせてファンたちのコールや口上が飛び交う。

 

はいっせーの!はーい!はい!はい!はい!はい!はい!

 

タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!

 

まるで絵にかいたようなオタクが、絵に描いたような声援を送っている。

そうそうこれだよこれ。俺はこういうのを求めてたんだよ。これこそがドルオタって生き物だろう。

しかしなにぶん僕は初参戦の身。ここに来るまではワガマキさんの名前すら知らなかった。当然曲も知らなければ、コールの種類やタイミングも分からない。仕方なくライブハウス後方で彼氏面オタクを決め込む。腕を組み、壁にもたれながら「ワガマキも大きくなったな。俺と出会ったときはまだまだ未熟だった歌やダンスもかなり上達した。成長を感じられて俺はうれしいよ」と言わんばかりの視線をステージのワガマキに送る。もう一度言うが、今日が初参戦だ。

後方で会場の熱量を傍観しながら思う。必死にコールしたり踊りまくってるオタクって恥ずかしくないのかと。これがオタクのあるべき姿だとしても、いい年してそんなことしてさ。うわ~なんかうりゃおい!うりゃおい!言ってるわ~ないわ~。

まぁでもみんなうりゃおい!言ってるし、俺も言わないとノリ悪いって思われそうだし、やりたくないけど、うりゃおい!言っとくか。

 

うりゃおい、うりゃおい…

 

あぁメンバーがなんかもっと声出せって煽ってきたな~。まぁそんな声とか出したくないけど、メンバーが言うんなら出してあげないと可哀想だもんな~。仕方ないな~。

 

うりゃおい!うりゃおい!

 

ま、まぁまぁ、声出してみると案外楽しいじゃないか。案外ね。あ、メンバーと目が合った、あ、可愛い。あれ?俺にウインク、くれた…

か、かわいい…好き…

しゅき…しゅき!すきぃぃぃいぃぃぃぃ!!!!!

 

うぉぉぉぉぉ!!!!よっしゃいくぞーーーー!!!!!

 

うりゃおい!!うりゃおい!!うりゃおい!!

 

おらてめぇら!!!もっと声出せや!!!!それでもオタクかよ!!後方で彼氏面してんじゃねぇよ!!!!

気が付くと俺は最前列でアイドル、そしてオタクたちと一緒に飛び跳ねていた。

特にCANDYは最高だ!

 

キャキャキャキャンディキャンディキャンディスマイルラブ~♪


Candy -ワガママきいて??-

 

はぁ~ワガマキ素晴らしい。もう同僚の推しのスモークスピーカーだっけ?それどうでもいいわ~。ワガマキだけで余裕で千円以上の価値あるから。これ以上他のグループ見ても蛇足なんじゃない?

とはいうものの一応同僚がせっかく連れてきてくれたんだ。推しを見ていくことは最低限の礼儀だろう。とりあえずスロースターター?というのがどんなグループなのか聞こうと思ったら、同僚はすでに最前にスタンバっていてとても話しかけられる様子ではない。獣だ。獣の目をしている。

こいつは後方で見守るしかないな。あ、でも彼氏面はしませんよ?俺の彼女はワガマキだからね?まぁワガマキ以上のパフォーマンスができるとは思わんが頑張ってねスモールスクーターさん?

 

暗転してメンバー四人がステージに上がると曲が流れ始めた。重低音が腹の奥に響くようなロック調の曲。ワガマキとはタイプの違うグループらしい。はっきり言って俺は正統派のアイドル、アイドルらしいアイドルのほうが好きだ。かっこいい系の曲よりもかわいらしいポップでキャッチーな曲のほうがいい。まだ一曲目のイントロで決めつけるのは早計かもしれないが、ワガマキ以上に盛り上がれる気がしなかった。

 

そう思っていた。イントロがおわり、メンバーが歌い始めるまでは。

激しいダンスにしっかりとした歌唱力!!!アイドルだから歌はそんなにうまくなくてもいいだろうという驕りは微塵も感じない!ていうかそんなに踊りながらよく歌えるな!もちろん歌やダンスをしながらも笑顔は決して絶やさない!!!!しかもかわいいいいいいいいい!!!!!なんといっても曲がいい!!めちゃくちゃノリノリだわ!自然と体が動き出す。気づいたら最前で大声を出して周りのオタクたちとコールしまくっていた。楽しい、楽しいぞぉぉぉぉ!!!!

誰だよイントロの時点で盛り上がれなそうとかぬかしてたバカはよぉ!?めちゃくちゃ盛り上がれんじゃねぇかよ!ていうか名前はスパークスピーカー(以下、スパスピ)だよ覚えとけ!

 

ああ、しゅき。完全にしゅき。感謝するぜ同僚よ。こんな最高のアイドルに出会わせてくれてよ。

 

盛り上がりが最高潮に達したとき、メンバーが手を伸ばせば触れられる距離に近づいてきた。もちろん俺は声を一層張り上げて声援を送る。するとメンバーに俺の思いが届いたのかバッチリ目が合い、そして俺のほうにマイクを向けてきた。おそらく一緒に歌えということだろう。

 

いや無理ぃぃぃ!!!俺今日が初参戦なの!!!曲知らないから!!今までなんとなくでコールしてただけだからぁぁぁぁ!!!しかしここで黙り込むのはメンバーに申し訳ねぇ!!適当におい!おい!とかコールして誤魔化せおれ!!!!

 

うおおおおお!おい!おい!おい!

ひっこめろぉ!頼むからそのマイクを引っ込めてくれ

ぇ!!!

 

どれだけの時が経ったのだろう。いや、おそらく実際には10秒ほどしか時計の針は進んでいなかったのだろう。しかし俺にはその10秒が永劫にも感じられた。それほどのおい!であった。俺自身のおい!に限界を感じだしたときメンバーが笑顔でOKマークを作りながらステージ後方へ下がっていく。助かった。

至近距離で見て気付いたがメンバーは滝のように汗をかいていた。それほどに激しく踊りながら歌っている。お客さんを笑顔にするためにこれほど頑張っている彼女たちには尊敬の念を禁じ得ない。素晴らしい。やはりアイドルは素晴らしい。今日ここに来るまで彼女たちのことを「地下アイドル」と呼んでいたが、金輪際その呼称を使わないようにしよう。アイドルに地下も地上もない。乃木坂もスパスピもワガマキもアイドルであることに変わりはないんだ。どのグループも等しくお客さんを楽しませてくれる、笑顔にしてくれる、元気を与えてくれる。ライブの規模やファンの人数なんか関係ない。アイドルがアイドルでいてくれるだけ有難く尊い存在なんだ。

この日地下の小さなライブハウスで俺は大切なことを学んだ気がする。ありがとうワガマキ。ありがとうスパスピ。

 


SPARK SPEAKER『Tell Me』LIVE MUSIC VIDEO

 

ライブが終わり物販&写真撮影(チェキ)の時間が来る。

初参戦の人は無料でチェキが撮れると同僚が教えてくれたので、それはありがたいとスパスピのチェキの列に並ぶ。なにぶんアイドルと写真を撮るのは人生で初めての経験なのでえげつないほど緊張した。

列に並んでいる間にメンバーになんと声をかけようか考えたが、結局なにも思いつかないまま俺の順番が回ってきた。

チェキを撮る前になにかメンバーと話した気がするが極度の緊張であまりよく覚えていない。たしか「初めて来たけどすごいよかったです…ふ、ふふっ…」みたいなことを言った気がする。

撮ったチェキをみたら、気持ち悪い表情、気持ち悪い姿勢でメンバーと映っている俺がいた。自分で自分をとても気持ち悪いなと思いました。

またライブ行こう。

 

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哲学者は最強

哲学者になりたい。なんか哲学者ってかっこいいですよね。言葉の一つ一つに重みがあるというか、僕なんかとじゃ言葉のウェイトに差がありすぎる。お前ブンブン飛び回るジュニアフライ級~俺なら見たまんまスーパーヘビィー級!!!!ヒアヒア!!!呂布カルマ~~~!!!!ヒィヒィポンポンいうとりますけども~~!!!

 

すいません。話がそれました。なにはともあれ哲学者って格好いいって話ですよ。

でも哲学者って中二病とそんなに大差ないと思うんですよね。哲学者が残した有名な言葉はいっぱいありますけど、仮にその言葉を僕が最初に発信していたとしても哲学的だ~すげ~~とはならなかったと思うんですよね。

例えばニーチェの有名な言葉に「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ」というものがあります。みなさんも一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。いかにも意味深でどこか考えさせられるような言葉です。

ではこれを最初に言ったのが僕だったらどのような印象を受けるのでしょう。

 

 

「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ byフジノシン」

 

 

女風呂でも覗いてバレたのかな?

そんな印象を受けます。byフジノシンで言葉の重みがゼログラビティ。ただの中二チックな痛いやつ。

つまり大事なのは発言そのものではなく、その言葉を発した発言者のイメージなのではないでしょうか。哲学的なイメージの人間が発した言葉はどんなくだらない言葉でも、含蓄があり考えさせられるような言葉に聞こえるのでは?

 

ということで適当な言葉の最後に「by 〇〇(哲学者の名前)」つけてみたのコーナー!

 

「あ~今日3時間しか寝てないわ~ by ソクラテス

 

ふっ、深い!!俺が言ったら遅くまで紗倉まな主演の映像作品見てたんだろうなと思われそうだが、byソクラテスをつけることによってなんか哲学的なことを考えてたせいで眠れなかった感がある!哲学的なAVを見ていたんだきっと!!

 

「宿題やったけど家に忘れました byアリストテレス

 

アリストテレスなら絶対に宿題やってるよ~!先生信じてるよ~!明日持ってきてね~♡♡!ただしフジノシン、てめぇはダメだ。廊下に立ってなさい。

 

「this is a pen by プラトン

 

これはペンです。しかしペンとはなんだろう?あぁ、考えれば考えるほど惑い堕ちていく。ディスイズアペェ〜〜〜〜ン。

 

「てかどこ住み?ラインやってる? byニーチェ

 

TwitterのDMで放ったニーチェ大先生珠玉の名言。下心を微塵も感じさせない質問だ。どこに住んでいるか、ラインをやっているかを聞くことで相手の死生観や物事の捉え方を知ろうとしている。

 

「酔った?大丈夫?ちょっと休憩していかない?大丈夫、なにもしないから byニーチェ

 

ラインを聞き出したあとに実際に会って飲みに行ったときに生まれたニーチェ師匠の金言。ラブホの3時間休憩を哲学界ではちょっと休憩と言う。

 

「先っちょだけ。先っちょだけだから。byニーチェ

 

深淵を先っちょだけ覗かせてくれと懇願するニーチェ先輩。なお先っちょだけで終わったことはない。

 

 

う~ん、哲学者ってすごい!!!

 

 

あぁ夏休み

最近どこに行くにも人が多い。東京なので人が多いのは当たり前だが、それにしても多い。特に学生の姿がよく目に入る。そこでやっと気付いたんですが今って夏休みシーズンなんですね。

あぁ思い返せば夏休みの思い出ってあんまりないな~。いや、あるにはあるんだけど、こうなんというか、いわゆる青春といった思い出がない。女の子と海や川に行った覚えもないし、夏休みに田舎のおばあちゃんちに行って、そこで出会った白いワンピースが似合う女の子とひと夏の恋もなかった。

女性が絡んでくる夏の思い出なんてほんとに、あさみさんくらいしかない。

 

cakecake.hatenablog.com

 

じゃあ夏休みお前はいったいなにをしていたんだと聞かれたら答えは一つ。

 

泥団子を作っていました。

 

もう一度言いましょう。泥団子を作っていました。

 

高3の夏。同級生が夏休みの間に大人の階段を上ったりしているとき、僕は泥団子に熱中していました。大人の階段下りまくりです。

 

童心に帰りたかった。高3になり、昔より人の汚さ、愚かさ、浅はかさを感じ取れるようになったフジノ少年はどこか斜に構え、冷めた目で人を見るようになっていた。純粋な瞳で日が暮れるまで友達と遊びまわったあの頃に戻りたい。そうして辿り着いた答えが泥団子なのであった。

 

友達のお父さんに泥団子作りの達人がいたので、頼んで作り方を1から教えてもらった。

そうして出来上がった泥団子がこちら。

 

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我ながらいい出来だ~。友達のお父さんには感謝しかない。

皆さんもひと夏の思い出に泥団子作りおすすめです。

 

 

ps 僕と一緒に夏祭りに行ってくれる女の子募集中です

 

私とパティシエと鈴と

パティシエを辞めて約二か月が経ちました。時々パティシエの仕事が恋しくなったり、前の職場の人のことを考えたり…

 

 

 

なんてことは全くナッシング!!!!!!!!!

 

辞めてよかった!!!と実感する毎日を送っております。いやほんとに、ほんとに辞めてよかったよ。

まず自由な時間が圧倒的に多くなりました。前は休みが週に一回だけでしたけど、今は夢の土日休み。あそべんだ…友達や同僚とたくさんあそべんだ…めちゃくちゃ楽しいんだ…

んで仕事が五時には終わるから、仕事終りにもあそべんだ…華金ってやつができんだ…ドラえもんクレヨンしんちゃんもリアタイでみれんだ…

まさに充実した日々を送っている次第であります。

 

当然ですが自由な時間ってのは多いに越したことはないんですよ。自分のやりたいことができて、自分が会いたい人に会える。健康で文化的な最低限度の生活。

パティシエ時代は行けなかったお店やイベント、休みが合わずに遊べなかった人。今なら行ける!会える!

昨日もケーキ好きが集まるオフ会みたいなものに参加してきたんですが、これがめちゃくちゃ楽しかった。パティシエを辞めてからいろんな人に会うようになりました。いろんな人に会って自分の世界が少し広がった気がします。あぁ、世界は美しい。

 

あとあれ。冬が怖くなくなった。パティシエにとって冬は地獄の季節です。クリスマスにバレンタイン、ホワイトデーなどイベントが連発するため大忙し。職場の雰囲気も殺伐としてきます。世間はお祭り騒ぎの中、自分は厨房でひたすらショートケーキを作り続ける。イチゴのにおいで吐き気を催します。

そんな地獄とはさよならバイバイ!!!

今年のクリスマスは数万個の電球を見に行ってみせる。絶対にだ。

 

しかしこの程度では終わらんぞ。八時間の労働、週二日の休暇で満足してたまるか。もっと労働時間は短く、休暇は多く!究極は不労収入!(なんか不労収入て言葉を出すと途端にマルチっぽくなるな)

 

あ~~働きたくねぇ~~~でもお金と休みはいっぱいほしいよ~~

どうにかこうにか手にしてみせるぞ。悠々自適な生活~。

晴耕雨読におれはなる!!!!!!

ワンピースを見てきた

ワンピースの劇場版を見てきました。

 

内容はバレットという元ロジャー海賊団メンバー(レイリー並みに強かったらしい)をみんなで協力して倒そうぜ☆というものでした。

結論から言うと面白かったです。海賊、海軍、革命軍の共闘も熱かったですし、今まで出てきたキャラが、プリキュアオールスターズ並みに大集結していたのもよかったです。

面白かった、面白かったけど、ツッコミどころも多かったです。

まず最悪の世代の皆さん。こいつら序盤にイキリ散らしたわりにバレットに瞬殺されます。特にキッドお前だ。お前「邪魔すんじゃねぇぇぇ!!!バレットは俺が殺る卍」

みたいなことルフィに言っといてほとんどワンパンでやられてたよね?君シャボンディ諸島のときからそんな感じだよね?人一倍粋がる割によく負けるよね?ワノ国ではちゃんと活躍してね?

それとバレットさん。バレットさん作中で二回変身するんですけど、一回目の変身がダサすぎる。急にレッドリボン軍のメカみたいになるから俺ビックリしちゃったよ(ちなみに最終形態はサマーウォーズのラブマシーンみたいだった)レッドリボンもそうなんだけど、今回のワンピースは闘いの規模がでかすぎてドラゴンボール感がすごかったですね。ローやスモヤンがベジータ役をやってくれていました。

あとキャラがいっぱい出てくるのはうれしいんですけど、時間が限られてるからほとんどのキャラが必殺技みたいなの一回見せただけで退場するんですよね。ミホークなんて誰とも戦わず藤虎の隕石を切っただけで即退場しましたから。なんのためにやってきたのか謎オブ謎。

 

しかしなんといっても海軍さん。俺はこの劇場版で海軍さんのこと見直したよ。赤犬が元帥になるような組織だから冷たいやつらと思っていたけど、そんなことはなかった。あんたら仲間思いのいいやつらだよ。

今回海軍はバレットを倒すためにバスターコールを発動します。バスターコールとは簡単にいうと艦隊で砲撃しまくって島ごと消し飛ばしちゃお♡みたいなやつです。

元帥の赤犬がバスターコールを発令してから実行に移すまでの猶予はわずか五分。戦っていた海兵たちも急いで船に帰還していきます。しかし五分じゃ全員は帰還できない!くそ!赤犬め!バレットを倒すためとはいえ部下を犠牲にするのか!

そしてバスターコールが発令されたことを知っても逃げずに戦うルフィ、ロー、ハンコック、サボ、スモヤン、ついでにバギー。頑張れお前たち!バスターコールが始まる前にバレットを倒してくれ!

そこからルフィ一同とバレットの死闘がそこそこ長く続いた。たぶん20分くらい戦ってたと思う。その間バスターコールが始まる気配はまるでなし。

海軍さんやさしい!!!!しっかり待ってくれてんじゃん!プリキュアの変身シーンを待ってくれる敵より優しいよ。さすが正義を背負ってるだけありますわ。

 

まぁいろいろガチャガチャ言いましたがお金と時間をかけて見る価値は十分あります!面白かったです!ぜひ劇場に足を運んでみてください。